ウチ、今日7月13日からお盆なんです。

って言うと、以前不思議な顏をされたことがあります。あなたのおウチはどうですか？

新盆（新暦）と旧盆（旧暦）

こんにちは、古閑弘晃です。田植え、帳簿を入力&半年分締め、役所への状況報告と最近バタバタしていた用事がようやく一段落ついて、ようやく草刈り出来てホッとしています。

ちょっと気を抜くと、あっという間に腰の高さまで雑草が伸びてしまっていたので気になっていたんです。雑草怖いΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！

なかなか梅雨が明けないので変なキノコも生えていました。ぼちぼち梅雨が明けるでしょう、

明ければ時期的に小暑を過ぎているし、夏本番の暑さがやってきますね。今年は猛暑予報ですが、どうなることやら…熱中症にはご用心ですね。safty firstで行きましょう。

新暦と旧暦のお盆　

というわけで、新暦と旧暦のお盆について調べてみました。7月盆の地域は少なくはないようですね。

全国的にみると8月に行われる旧盆が主流ですが、7月15日を中心として行われる新盆が主流の地域もあります。このように、お盆の時期が新盆と旧盆で異なるのはなぜでしょうか。 お盆の時期が異なる理由は、明治時代に行われた改暦が関係しています。改暦は明治時代に暦の国際基準化を目的として行われました。改暦に伴って日本の各行事は30日遅れとなり、もともと旧暦の7月15日に行われていたお盆も、改暦後には新暦の8月15日に行われるようになりました。

現在、新盆は東京を中心とした一部の地域のみで、大多数の地域は旧盆です。東京は新盆、その他は旧盆と、お盆時期のずれが定着した理由は諸説あります。例えば、農業が盛んな地方の7月は農繁期で忙しいため、1ヶ月遅らせてお盆を行った説などです。 なお、新盆と旧盆の内容自体にほとんど差はありません。新盆・旧盆だから行事や風習の内容が異なるのではなく、地域による差の方が大きいと考えられます。

日比谷花壇　コラムより「お盆の時期はいつ？新盆（7月盆）と旧盆（8月盆）の地域と違い」

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引用元：大森花卉　2010/11/12ブログより　

では、熊本県ではお盆はどうなっているでしょうか？

熊本では7月盆と8月盆があります。

お盆の時期は、熊本県下では7月盆と8月盆に分かれます。
7月盆は熊本市のほか山鹿市、合志市など県北部に多く見られますが、最近では会社や学校の休みの時期に合わせた8月盆に移行しつつあるようです。
いずれの月も13日に迎え火を焚き、15日（地域によっては16日）の夜に送り火を焚きます。

故人の忌明けが済んだ後、初めて迎えるお盆を初盆（はつぼん）または新盆（しんぼん にいぼん）と呼び、特に手厚く供養する習慣があります。
熊本市など7月盆が残る地域では、初盆に限っては新暦の7月に行うこともあるようです。

また、熊本市内で7月15日に行われる坪井川精霊流しや、8月15日の川尻町精霊流しは特に有名で、無数の万灯篭が流れる光景は熊本の夏の風物詩となっています。

引用元：熊本葬儀社　2018-04-05ブログより

太陽暦が採用された理由。

明治時代の暦の改正、太陰暦から太陽暦への変更がお盆に新盆と旧盆の違いを産んだようですね。この改暦ちょっと面白いエピソードがあるんですよ。

日本で現在使用されている太陽暦が明治政府によって採用され、陰暦1872（明治5）年のこの日（12月3日）を1873年1月1日として、あたらしい暦がスタートしました。

（中略）

この改暦が政府から発表されたのは、施行のわずか23日前のことだったため、移行に際しては大変混乱が生じたそうです。

この強引な改暦の理由は、表向きは欧米の暦とのずれを解消することとされていますが、じつは、陰暦のままでは明治6年に閏月という13番目の月が生じることになっており、公務員（官吏）の給料を月給制にしていた明治政府にとって太陽暦の方が都合がよかったためともいわれています。

この改暦のため、明治5年は12月3日から12月30日までの28日間が存在しなくなりました。同年12月分の俸給も2日間しかないことを理由に支払われなかったので、当時の公務員は合計2ヵ月分の俸給を受け取りそこねたことになります。

引用元：ブルーバックス編集部　ブログ　「12月 3日　日本で太陽暦が採用される（1872年）」

2ヶ月分の給料カットできるなら暦変えようってなりますよね。たしか当時の明治政府は西南戦争直後くらいでとにかくお金が無い時期だったようです。

まとめ

今日から盆入り、「夜には家族で集まるゾ」と父からお達しが来ております。ウチでは迎え盆に歩いてお墓まで行って提灯付けてご先祖様と帰ってくるという風習です。最近は車で行ってのご送迎が増えてきておりますが(´艸｀*)。きゅうりの馬やらナスの牛やらはしたことがないですね。

個人的には7月のお盆は世間一般のお盆休みの時期と違うのであまり実感がわかないところがあります。まぁ、伝統や風習なんで続けることに意味があるんでしょうかね。ウチのお盆は7月、そういうことで。

8月のお盆休みの時期は特に何もせずに済むというのもメリットですかね。

以上今日は新盆と旧盆の違いについて調べてみました。